昨年末、NIKEの炎上した人種差別の広告。
あれから3ヶ月が経ち、ふとNIKEのブランドを想像すると
「平等」「人種差別に屈しない」「政治とは無関係」
なスポーツに対するリスペクトが自分の頭の中で浮かぶことに気がついた。
消費者に対するブランド・エクイティーを中長期でプランニングされていたのでは?
ナイキの過去事例を調べてた時に発見した
コリン・キャパニック選手起用の成功例
アフリカン・アメリカンの選手が国歌斉唱の時に起立を断り、肩肘ついた事で大きな物議を醸した人物。
アメリカを分断の発端になったなど、大きな問題になり、NFLの有名選手にも関わらず、数年経ってもチームに所属できていないという、「スポーツの闇」を感じれずにはいられない事例だ。
そんな彼を広告に起用したのだから当初は大きな反発&株価の下落まで見られたようだ。
Believe in something, even if it means sacrificing everything. #JustDoIt pic.twitter.com/SRWkMIDdaO
— Colin Kaepernick (@Kaepernick7) September 3, 2018
その後、株価&売上も好調に続伸。それを日本に横展開&東京五輪見据えて
今回に日本での人種差別の広告も米国での事例を見据えて、日本で展開したのではないかと勝手に思っている。
実際に私自身、広告でブランドのイメージが大きく向上したと思っている。
そして見据える21年のオリンピックで「スポーツは国を超える」なメッセージを出すのでは?
代理店のプランナーが数年がかりのストーリーをNIKE担当者にプレゼンした絵が浮かぶ。